大人の「あか抜けテク」
力を入れるべき美容とは
「あか抜ける」という言葉には、洗練される、おしゃれな雰囲気になるといった意味があります。ではいったい、どうしたらそのような状態になれるのでしょうか。
そこで今回は大人のあか抜けテクを厳選して5つご紹介。手軽に取り入れられるものだけピックアップしたので、ぜひ試してみてください。
あか抜けるってどういうこと?
まずはあか抜けるという言葉の意味を見てみましょう。 スマートで、洗練されること。主に、野暮ったい雰囲気だった人が、服装や化粧などを変え、お洒落な雰囲気になる様子を指す。 引用:Weblio辞書 言葉にすると少し難しく感じるかもしれませんが、実際は本当に些細なこと。周りの人から「最近キレイになった?」と聞かれることがあれば、それはあか抜け成功の証です。 実は、美容に関して少し意識を変えるだけであか抜ける人は多いもの。方向性を間違えなければ、簡単におしゃれになった、あか抜けたと思わせることができるのです。ではいったいどのような美容があか抜けに向いているのでしょうか。
今すぐ試したい大人のあか抜けテク
ここからは実際に大人があか抜けるための美容テクニックをご紹介します。 今すぐ試せる簡単なものばかりですので、ぜひ気になるものから手を付けてみてください。
ヘアケアで髪にうるおいを
髪は顔周りにあることも関係し、目に入りやすいパーツです。どんなにおしゃれをしていても、髪がパサついていたり、絡まっていたりすると洗練された印象を受けることはできません。ヘアケアをしっかりと行い、うるおいのある髪をキープすることは、あか抜けた印象を与えるために必須ともいえるのです。
とはいえ面倒なことはしなくて大丈夫。まずは今使っているシャンプーやトリートメントを見直してみましょう。
香りがいいから、安いからといった基準で選ばれる方もいるかもしれませんが、髪質に合ったシャンプーを使うことも選定基準として重要です。まずは自分の髪をよく観察し、どういったケアが必要なのかを認識しましょう。パサついているのであれば乾燥を防ぐケア、クセ毛でボリュームが出過ぎるのであればクセを抑えるケアが必要となります。
髪質のチェックに自信がない場合は、美容師さんに教えてもらうのもおすすめです。 また、髪が濡れた状態のまま放置しておくのもNG。髪は濡れている状態だとダメージを受けやすいので、お風呂からあがったら、なるべく早くドライヤーで乾かしてあげる習慣をつけましょう。
メイクでごまかさず、すっぴん肌を育てる
肌のダメージがあればあるほど、ファンデーションを厚塗りしてしまいたくなるもの。しかし、ファンデーションの厚塗りは老けた印象を与えてしまうこともあります。また、マスクの摩擦や汗などでよれやすくなるのもデメリットといえるでしょう。 肌の問題をメイクで隠すことばかり考えるのではなく、根本的な解決が大切。あか抜けるためには、すっぴん肌を育てることに重点を置いてみましょう。
肌状態を良くするためには、現状を把握することが大切です。乾燥肌なのか、脂性肌なのか。問題はシミなのか、ニキビなのか。鏡ですっぴん肌をしっかりと観察し、今の肌について気になることを挙げてみましょう。ここで注意したいのは、肌を部分的に見るということ。おでこは脂っぽく感じられても、肌全体が脂ぎっているとは限りません。おでこだけ脂っぽく、その他は乾燥しているということもありえますので、パーツごとに細かく見ていくといいでしょう。
問題点がわかれば、あとは解決していくだけ。今の肌状態に合わせたスキンケアを取り入れ、スキンケアで補えないものは美容医療などを検討してもいいかもしれません。一度皮膚科で肌状態を確認してもらうのもおすすめです。
自分に合ったまゆげで印象をチェンジ
まゆげのお手入れを自分でしている方は多いことでしょう。ただ、そのまゆげ、あなたに合っているという確証はありますか? 見慣れていると分かりづらいものですが、実は今のまゆげがあなたの顔に合っていない可能性もあるのです。
まゆげは顔のパーツの中でも印象を大きく左右する部分。まゆげの形を変えると、印象は大きく変わります。 目の形や輪郭、なりたい印象によって、整え方は変わるものです。自身で整えるのが難しいという方は、まゆげサロンなどプロの方にお願いをしてみるのも1つの手でしょう。サロンによりますが、3,000円程度で施術してくれるところもあります。 一度似合うまゆげにしてもらったら、あとは自身でお手入れを頑張ってもOK。もちろん、難しい方はプロに任せ続けるのもいいでしょう。
また、まゆげメイクについてもアップデートするとあか抜けの近道に。濃く描きすぎている、または薄すぎるといったこともありますので、ぜひ周りのまゆげ美人を見つけて真似してみてください。
マスクを外しても恥ずかしくない唇に
マスク生活が続いており、口元を見られる機会は減りました。マスクだからと目元のメイクに力を入れ、マスクの下は適当になっているという方も少なくないはず。しかし、カフェでの休憩や食事中など、少ないながらマスクを外すタイミングはあります。そういったときこそ、人の視線は集中するものです。
マスクを外したときに唇がカサついていたり、血色が悪かったりすると、がっかりされてしまうことも。 あか抜けるためにはそうした見えない部分にも力を入れることが大切。見える機会が少ないからこそ、周りと差がつくものなのです。
おすすめは就寝前のリップケア。唇用のシートパックや、塗ったまま寝られるナイトリップなど、さまざまなケア用品が発売されています。わざわざ新しいアイテムを購入せずとも、手持ちのリップをしっかりめに塗って寝るだけでも効果があるため、ぜひ今日から実践してみましょう。
また、マスクだからと唇に何も塗らずに過ごすのはNG。ふとマスクを外したときに血色が悪く見えてしまいます。唇荒れが気になる方は色付きの薬用リップを使うなど、マスク着用中も血色にこだわることがあか抜けへの一歩です。
まつげケアで目元ぱっちり
口元はマスクで見えないというお話をしましたが、もちろん見えている部分も重要です。 雑誌やメディアなどでは「マスクメイク」というワードを見かけることが多くなりました。そんなメイク特集に欠かせないのが“ぱっちりまつげ”。まつげをいかにキレイに見せるかが、マスク時代の目元美人には欠かせません。
メイクでまつげをキレイに見せるためには、まず健康なまつげが生えていることが大前提。マスカラである程度の長さやボリュームを出すことは可能ですが、地のまつげがベースとなるため、メイクだけでぱっちりまつげを作るには限界があります。
そこで取り入れたいのが“まつげ美容液”。毎日のスキンケアにプラスαとして取り入れることで、健康的なまつげを育むことができます。 まずはまつげを育て、そのまつげを活かしたメイクを心掛ける。そうすることで、マスク時代を生き抜くあか抜けメイクを施すことができるのです。
すべてが完璧じゃなくても大丈夫
あか抜けるためにはかなりの労力が必要なのでは?と思っている方もいることでしょう。
しかし、何も全身くまなくケアをすることが必要というわけではありません。人の目に入りやすいポイントをおさえておくことで、効率的に「あか抜け」を実感することができるのです。
今回は5つのポイントをご紹介させていただきました。ぜひ手の届きやすいものから、実践してみてくださいね。